高知のカーネーション農家さん、2色のGACA型使い分け
2016年01月21日 四国季節ごとに異なるアザミウマの種類に応じて対策
アザミウマの被害に困っている、というお電話をいただいてから、
数年来、長くお付き合いいただいている高知県春野町の園芸農家さん。
この日は、カーネーションのハウスにお伺いしました。
ハウスでは、「光防虫器 GACA型」を複数台設置し、害虫防除をしています。
同じアザミウマ類でも、雨の少ない年にはミナミキイロアザミウマが発生しやすいなど、
さまざまな種類のアザミウマ類が現れてきます。
現在では、黄色と青色の2種類のランプを使い分け、
定期的に捕虫ネットの掃除、光源の汚れ除去などを行いながら、
季節やハウス内の環境などに応じて、バランスを考えて運用していただいています。
近年では、過去の実績からでは読めないような気候の変動もあり、
害虫の発生状況も、全国的に過去十数年間とは異なる傾向が見られるように感じています。
状況を見極めて、その時に適した対策を考えていく必要がありますね。
導入情報
- 作物:
- カーネーション
- 栽培方法:
- ハウス栽培
- 作地面積:
- 1,000㎡
- 防除害虫:
- コナジラミ
- 導入型式:
- GACA型×6台
- 導入費:
- 8万円~9万円